地球外文明は、宇宙にいくつある? その探索を難航させている「ある変數」の存在

地球外文明在宇宙里有多少?導致探索難以進展的“某個變量”是什么?

地球外知的生命體探査における問いは、突き詰めてしまえばひとつしかない?!袱撙螭?、いったいどこにいるんだ?」

地球外智慧生命體探索的問題,說到底只有一個?!八麄兊降自谀睦??”

この問いは、ノーベル賞を受賞した物理學者エンリコ?フェルミが70年ほど前にランチの席で同僚たちに投げかけて以來、ずっとエイリアン?ハンターたちを苦しめている。

這個問題是諾貝爾獎獲得者物理學家恩里克·費米70年前在午餐會上向同事們提出以來,一直在折磨著尋找外星人的人們。

銀河系には太陽類似星が何十億とあり、そのほとんどの周囲を惑星が回っている。だが、何十年にわたる探査にもかかわらず、天文學者たちはいまだに生命のありそうな星を見つけていない。

銀河系有幾十億的太陽類似星,行星在其周圍旋轉。然而,盡管歷經數十年的探測,天文學家們仍然沒有發現有生命的星球。


「地球外文明は36以上」という新たな推定

“地球外文明有36個以上”的新推定

地球外知的生命體探査(SETI:Search for Extraterrestrial Intelligence)の研究者たちは長年、フェルミのパラドックスへの回答をいくつも考えてきた。そのなかで最も説得力があり、最も當たり前な答えは、「おそらく地球外知的生命體は、わたしたちが考えたよりずっとずっと少ないのだろう」というものである。

地球外智慧生命體探查(SETI:Search for Extraterrestrial Intelligence)的研究者們長年都在思考費米對悖論的回答。其中最有說服力、最理所當然的答案是:“恐怕地球外的智慧生命體比我們想象的要少得多”。





「それも自然なことでしょう。でもいま、わたしたちの手元には、ほかの惑星上ではどのように生命が形成されうるかを合理的に推定するために必要な情報がだいたい揃っているのです」

“那也是很自然的吧。但是現在,在我們手中,為了合理估計其他行星上的生命是如何形成的,我們需要的信息基本上都有”

知的文明數を算出するための方程式

為了算出智慧文明的方程式

銀河系において知的生命體が存在する確率を推測する試みは、現代のSETIが始まった當初から続けられていた。

推測銀河系中智慧生命體存在的概率的嘗試,從現代SETI開始的時候就持續著。


會合にあたり、ドレイクはこの探索が成功する勝算を見極めるための問いのリストを作成している。このうちのいくつか、例えば1年間で銀河系に誕生する恒星の數や、惑星系を有する恒星の割合などは、ファーストコンタクト前に答えが出せる問いだった。

會議上,德萊克制作了一個旨在看清這個探索成功勝算的問題清單。其中的幾個,例如一年中在銀河系誕生的恒星的數量、擁有行星系的恒星的比例等,是在第一次接觸前就可以得出答案的問題。



さらに、ジェイムズ?ウェッブ宇宙望遠鏡などの新世代の太陽系外惑星観測用望遠鏡が稼働すれば、これらの惑星のうちどれだけの數が、その恒星周辺の生物が居住可能な場所に位置しているかについても理解が深まるだろう。居住可能な場所とはつまり、わたしたちが知る限り生命の存在に不可欠とされる液體の水が、惑星の表面に存在できる位置ということだ。

想并且,如果詹姆斯·韋伯宇宙望遠鏡等新一代太陽系外行星觀測用望遠鏡啟動的話,對于這些行星中有多少個位于該恒星周邊的生物可以居住的地方也會加深理解吧。所謂可居住的地方,也就是我們所知道的,生命存在不可或缺的液體之水,是行星表面可以存在的位置。

小さすぎるサンプルの問題點

問題是樣本格局太小了

だが、この「わたしたちが知る限り」という點が、まさに「ドレイクの方程式」の問題點でもある。銀河系におけるコミュニケーションをとる地球外文明の數は、統計的な推定値だ。つまり、すべての統計的推定値と同様に、推定に使用した仮定によって大きく変わってくる。

但是,“據我們所知”這一點,正是“德萊克方程式”的問題點。在銀河系中進行交流的地球外文明的數量是統計的推算值。也就是說,與所有的統計估計相同,會根據假設的變化發生很大的變化。

「ドレイクの方程式」では、未知の項目のうち約半數は地球外文明に関するものだ。われわれは地球外生物については何も知らないのだから、天文學者たちも推量するしかない。

在“德萊克方程式”中,未知項目中約半數與地球外文明有關。我們對地球外生物一無所知,天文學家們也只能推測了。


まずふたりは、知的生命體を生み出したとはっきりわかっている唯一の惑星、つまり地球に注目し、それを地球外知的生命體がいる可能性がある全惑星のモデルとして使用した。地球人が出現し、宇宙に電波を送り始めたのは、地球が誕生してから約45億年後のことだ。そこでコンセリスとウェストビーは、地球に似たほかの惑星も同様だろうと仮定した。

首先,兩人關注著目前唯一一個清楚地知道產生了智慧生命的行星,也就是地球,并將其作為有可能存在地球外智慧生命體的全行星模型來使用。地球人出現后,開始向宇宙發送電波是在地球誕生后約45億年后的事情。因此,孔賽和威斯托比假定與地球相似的其他行星也同樣。

それだけではない。ふたりはさらに、恒星の周辺の生物が居住可能な範囲にある、すべての地球に似た惑星が約50億年後に知的生命體を生み出すと仮定したのだ。

不只是那個。兩人還做出了這樣一個假設:恒星周邊的生物可居住范圍內的所有與地球相似的行星,大約50億年后會產生智慧生命。

「すべての地球に似た惑星が知的生命體を生み出すとは大きな仮定であり、大きな問題をはらんでいます」と、カリフォルニア州の非営利SETI研究機関でシニア?アストロノマー(天文學者)を務めるセス?ショスタクは言う。

加利福尼亞州的非營利SETI研究機關擔任西尼亞·斯特拉諾默(天文學者)的塞斯·肖斯塔克說,“與所有地球相似的行星都會產生智慧生命體,這是一個很大的假設,孕育著巨大的問題”。

「われわれの太陽系內で居住可能な範囲には火星もありますし、科學者によっては金星もそうだと考える人もいます。どちらも地球と同じくらい長く同じ位置に存在していますが、知的生命體は存在していません」

“我們太陽系內可以居住的范圍里有火星,也有科學家認為金星也是如此。雖然兩者都和地球一樣長時間地存在于同一位置,但是不存在智慧生命體”



これこそ、「ドレイクの方程式」による推定の結果が大きくばらつく理由でもある。コンセリスとウェストビーの論文には、その點がはっきり表れている。

這正是“德萊克方程”推定結果偏差很大的理由。在該論文中,這一點表現得很清楚。

カギは「文明の壽命」にあり

關鍵在于“文明的壽命”

コンセリスとウェストビーは、論文でふたつの仮説を提示した。強い仮説と弱い仮説だ。
強い仮説では、地球に似た惑星は誕生から45億年から55億年たったころに知的生物を生み出すはずだと考えられる。地球はこれに當てはまり、人類は地球誕生後約45億年たったころにテクノロジーをマスターし始めている。

在論文中提出了兩個假設。這是一個強有力的假設和一個比較弱的假設。
在比較強有力的假設中,與地球相似的行星應該在誕生45億年到55億年的時候孕育出智慧生物。地球與此相吻合,人類在地球誕生后約45億年后開始掌握技術。



一方で、弱い仮説はもっと希望がある。地球外社會の數は少なくとも100から3,000は存在するという推定だ。

另一方面,弱假說則對地外生物更抱有希望。據推測,地球外社會的數量至少有100到3000個。


これはすべて、「ドレイクの方程式」のひとつの重要な変數に由來する。その変數とは「L」、つまり、ひとつの知的生命體が通信しうる期間である。

這全部來源于“德萊克方程式”中的一個重要變量。變量是“L”,也就是一個智慧生命可以通信的時間段。

「地球外知的生命體の壽命、つまりその文明が通信する狀態にある期間の長さが、この問題の最も重要なポイントなのです」と、ショスタクは言う?!浮亥丧欹ぅ畏匠淌健护韦郅韦工伽皮螚l件は、どれほどの數の社會が生じるかについてのものですが、それらの社會はそれほど長くは通信する狀態にないかもしれません。無線を発明すれば、まもなく水素爆弾を発明し、自滅してしまうからです」

肖斯塔克說,“地球外智慧生命體的壽命,也就是文明通信狀態的時間長短,是這個問題最重要的一點?!薄啊兜氯R克方程式》的其他所有條件都是關于產生多少個社會的問題,但是這些社會可能并沒有很長時間處于通信狀態。比如有可能因為發明了無線,不久就會發明氫彈,然后自取滅亡”

実際に有名な話だが、ドレイク本人が自分の名前の付いた方程式を「N=L」に短縮している。つまり、銀河系における文明の數は、それらの文明の壽命に等しいということだ(ドレイクはこの等式を自分のクルマのナンバープレートに記していた)。

實際上是很有名的事情,但是德里克本人把以自己名字命名的方程式縮短為“N=L”。也就是說,銀河系中文明的數量等于那些文明的壽命(德萊克把這個方程式記載在了自己的汽車車牌上)。

ある知的な種の壽命が長ければ長いほど、その種を見つけられる可能性は高くなる。人類が無線技術を獲得したのはほんの100年ほど前のことであり、のちに核戦爭や気候変動など、自らの存在を脅かすものもつくり出している。

某種智慧物種的壽命越長,發現這種物種的可能性越高。人類獲得無線技術僅僅是100年前的事,之后核戰爭和氣候變動等,也創造出了威脅自己存在的東西。

人類の文明は、あとどのくらい存続するのだろうか。それは、われわれが自分たちに突きつけている危険にどのように対処するかにかかっている。

人類的文明還會持續多久呢?那取決于我們如何應對我們所面臨的危險。

思考実験の域を出ない推定

不超出思考實驗范圍的推測

コンセリスとウェストビーは論文のなかで、第2の大きな仮定について悲観的な見方をしている。強い仮説と弱い仮説のどちらにおいても、どの地球外文明であっても、自分たちの存在を銀河系に向かって発信するのは人類が無線技術を所有しているのと同じ期間、つまり約100年にすぎないと仮定しているのだ。

論文中對第二大假設持悲觀態度。無論是強的假設還是弱的假設,無論是哪個地球外文明,向銀河系發送自己的存在,都假定與人類擁有無線技術相同的期間,也就是說只不過是約100年。


知的文明は500年存続するのだろうか。それとも、10,000年存続するのだろうか。その答えを確実に知りたければ、知的文明をひとつでもいいから見つけるしかない。

智慧文明能存續500年嗎?還是說,會存續10000年呢?如果想確實地知道那個答案的話,那辦法就只有找到一個智慧文明,哪怕是只有一個也好。

「人類がテクノロジーを手にした期間は、銀河系の年齢から見れば極めて短いものです」と、バークレーSETIリサーチセンター所長のアンドリュー?シェミオンは言う(コンセリスらの研究にはかかわっていない)。

巴克萊SETI研究中心所長安德魯·謝米恩說:“人類掌握科技的時間,從銀河系的年齡來看是非常短的?!?

つまり、われわれ人類が地球外社會と接觸できたときには、その社會はわれわれ人類よりもはるかに古い可能性が高いということだ?!弗匹违恁俯`を使う文明が長く続くことは可能だと証明して、われわれを勇気づけてくれるでしょう」と、シェミオンは言う。

也就是說,當我們人類與地球外社會接觸的時候,那個社會比我們人類古老得多。謝米恩說:“于是我們就可以證明,使用技術的文明可以長期持續下去,并給予我們勇氣?!?

シェミオンは、過去最大のSETI実験である「ブレイクスルー?リッスン」プロジェクトのリーダーでもある。ロシアの大富豪ユーリ?ミルナーが1億ドル(約107億円)を提供したこのプロジェクトは、地上で最も強力な電波望遠鏡を數年間使って、生命の兆候を求めて宇宙を探ってきた。

雪米昂是過去最大的SETI實驗“突破聆聽(THE Breakthrough Listen)”項目的領導者。俄羅斯的大富豪尤里·米爾納提供了1億美元(約107億日元)的這個項目,使用地上最強大的電波望遠鏡數年,為了尋找生命的征兆而探索宇宙。

われわれ人類が地球外生命體を見つけられるとすれば、それを実現するのはシェミオンたちのグループである可能性が高い。シェミオンは、地球外生命體が存在する可能性の推定は面白い思考実験だが、実際に接觸できるまではどの推算がほかの推算より正しいかを決めることは不可能だとしている。

如果我們人類能夠發現地球外的生命體,那么實現它的很有可能是雪米昂他們的團體。雪米昂認為,推測地球外生命體存在的可能性是一個有趣的思考實驗,但是在實際接觸之前,不可能決定哪個推算比其他推算正確。

「演繹的議論は、実験プログラムの代わりにはなりません」とシェミオンは言う?!袱长我蓡枻舜黏à胛ㄒ护畏椒à?、地球外知的生命體の探求を続けることだけなのです」

“演繹性的討論不能代替實驗程序”雪米昂說?!盎卮疬@個問題的唯一方法就是繼續探索地球外的智慧生命體?!?br />